塩寵フォトフェスティバルは、2008年3月、塩竃市出身の写真家・平間至氏を中心に、第一線で活躍する写真関係者を塩寵に招き、市民とともに、さまざまな切り口から写真に親しむイベントとしてスタートしました。第1回開催の反響は非常に大きく、2009年10月に第2弾を開催。県内ばかりでなく、北海道から九州まで16日間で約9000名を動員しました。
震災後、企画は白紙状態に戻りましたが、現地の皆さんや過去の来場者の方々から開催を望む数多くの声が寄せられ、2011年秋に第3弾の開催が決定しました。震災から7ヶ月。被災から復興へと向かう塩竃から全国に「写真のまち」の魅力を発信します。

写真は、人に見せることで進化していく表現です。はじめに、第一線で活躍する写真関係者に自分の作品を見せながら1対1で講評を受けるポートフォリオレヴューを行います。参加者40名×レヴューワー8名。2名以上のレヴューワーの講評を受けることができます。
レヴューを受けた参加者の中から、写真賞を決定します。大賞は写真集制作。いい写真集をつくって、さらにたくさんの人に見てもらうチャンスをつかんでください。
応募について
- 応募資格
- プロ・アマ、年齢不問。写真のジャンルやテーマも一切問いません。自分の写真についてレヴューワーの意見を聞きたい方、写真集出版に興味のある方のご応募をお待ちしています。
- 応募規定
- ・作品(プリント15枚以上)
- ・銀塩(モノクロ、カラー)、デジタルいずれも可。
- ・サイズ自由(ブック形式か、ファイルされた形式が好ましい)
- ・デジタルカメラで撮影した作品は、必ずプリントか出力をお送りください。
- ・全体の作品タイトル、キャプション、作品説明、エッセイなどの文字原稿がある場合は、添付・同封してください。
- ・別のコンテストに入賞したことのある作品でも、本人が権利を所有する作品であれば応募は可能です。
- 応募用紙
- 応募者の氏名(ふりがな)、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日、性別、送付するプリント枚数、希望するレヴューワー2名の氏名(注)を明記してください。(所定の用紙はありません)また、作品返却を希望される方は、必ず「返却希望」と明記してください。着払いで、ご返却いたします。
注)できるだけご希望に添えるように調整しますが、時間などの関係上、ご希望に添えない場合もございますので、ご了承ください。
- 応募事項
- 10月5日(水)までに作品と応募用紙を以下の応募先にお送りください。第一次審査を通過した40名の方に、ポートフォリオレヴューに参加していただきます。ポートフォリオレヴュー参加者の中から優秀者を選び、写真賞を授与します。
*10月10日〜13日(木)頃、応募者全員に結果をご連絡します。
*第1次審査を通過後、ポートフォリオレヴューへの参加費用は3,000円です。第1次審査を通過した方のみ、後日お知らせします。
- 応募詳細
- ・締切:2011年10月5日(水)当日消印有効
- ・応募先
- 〒985-0036 宮城県塩竈市東玉川町9-1
- ふれあいエスプ塩竈 「写真賞」係
- ・お問い合わせ
- 塩竈フォトフェスティバル実行委員会
- 東京事務局 European Eyes on Japan 内 担当 菊田
- Tel. 03-5721-6808/Fax. 03-5721-6809
- e-mail:eurotoday@nifty.com
レヴューワー(講評者)
- 綾智佳(The Third Gallery Aya ディレクター)
- http://www.thethirdgalleryaya.com/
- 菊田樹子(インディペンデント・キュレーター)
- 小林紀晴(写真家)
- http://www.kobayashikisei.com/
- 孫家邦 (株式会社リトル・モア 代表取締役)
- http://www.littlemore.co.jp/
- 津田直(写真家)
- http://www.tsudanao.com/
- 平間至(写真家)
- http://www.itarujet.com/
- マーク・ピアソン(Zen Foto Gallery 代表)
- http://www.zen-foto.jp/index.html
- 山崎洋一郎(ロッキング・オン・ジャパン編集長)
- http://ro69.jp/
開催日程
- ポートフォリオ・レヴュー
- 10月22日(土) 10:30~16:30
- 公開レヴュー
- 10月23日(日) 12:00~13:30
- 写真賞授賞式
- 10月23日(日) 14:00〜14:30
- 会場
- ふれあいエスプ塩竈2Fエスプホール(見学自由)
賞
- 大賞:写真集制作(1名)
- B5、24ページ、300~400部程度の写真集が制作できます。
- 特別賞:塩竈の名産品詰め合わせ(2名)

内容
浅草のレンタル暗室PIPPOのスタッフによるモノクロフィルムカメラでの撮影~現像~プリントまでを自分で行う楽しみを知るワークショップです。
テーマは「大切な人に贈る1枚」。大切に想う人と2人で参加してください!お互いに写真を撮りあって、プリントした写真をプレゼントしあう、なんてどうでしょう。
フィルム写真の自家現像からプリントはとても丁寧な手作業をするので、写真に対する愛着も一層増します。親しい仲だからこそ撮れるお互いの素敵な瞬間を、愛情のこもったかけがえのない1枚に仕上げましょう!
その場で使い方が覚えられるカメラの貸出しもありますので、初心者の方でも参加できます。
開催情報
- 日程
- ・10月15日(土)10:00~18:00(撮影→昼食→現像→ベタ取り)
- ・10月16日(日)10:00~13:00、14:00~17:00(プリント)
- ※2グループに分かれて3時間ずつ作業します
- 参加費
- 1組2名で5,000円
- 持ち物
- ・135mmフィルムカメラ、エプロン、上着
- ※カメラ、エプロンの貸出し可
- ※暗室作業では、液温管理のため室温を20度に設定します。肌寒く感じられるため上着などをお持ち下さい。
申し込み先
- 尚光堂(担当:嶺岸)
- mail:shokodo@me.com
- TEL:022-362-3556
- ※2日間通しての参加となります。

内容
東京カラーエ芸社(TCK)のプリンター小野ヨシ子さんの指導でフィルムからアナログプリント体験が出来るスペースです。現像済みのネガフィルムをお持ちいただければ誰でもその場でプリント体験ができます。
残しておきたい思い出の1枚、お気に入りの1枚を四切サイズに自分でプリントしてみませんか?
実はこのアナログプリント、何も見えない真つ暗な空間でカラー印画紙に光をあてて現像するという作業をします。
そんな貴重な体験とともにオンリーワンの写真が出来上がるはず。ご希望の方は額装も受け付けております。是非遊びに来てください。
開催情報
- 日程
- 10月23日(日)10:00~16:00
- 場所
- 尚光堂(塩竈市港町1丁目1−16) 場所の詳細はコチラ
- 講師
- 小野ヨシ子氏(東京カラーエ芸社)
- 参加人数
- 20名程度
- 参加費
- 2,500円/1人(額装付き)
- 持ち物
- ・135mm現像済みネガフィル(カラー・モノクロいずれも可)
- ※135mmというのは一般的な写真のフィルムのサイズです。
- ※ブローニーサイズのネガをお持ちの方はご相談下さい。
- 備考
- お1人につき1点、四つ切(254X305mm)のプリントができます。
申し込み先
- 尚光堂(担当:嶺岸)
- mail:shokodo@me.com
- TEL:022-362-3556

内容
白バックで撮影したそれぞれのポートレートをその場でA4サイズにプリントアウトし、写真に色々な材料を使つてコラージュをします。
開催情報
- 日程
- 10月15日(土)10:00~12:00
- 会場
- ふれあいエスプ塩竃創作室
- 参加費
- 500円(A4判1枚)
- 定員
- 20名(予約優先)
- 申し込み
- 022-367-2010(ふれあいエスプ塩竈)

「写真の力、アルバムの力」
- 日時:10月12日(水)19:30~21:00
- 会場:ふれあいエスプ塩竈 2F ホール
- 内容:藤本智士(Re:S 編集長、アルバム・エキスポのプロデューサー)×平間至(写真家)
- 入場料:700円
「これからの広告写真」
- 日時:10月15日(土)18:00~19:30
- 会場:尚光堂
- 内容:熱海俊一(写真家)×津藤秀雄(写真家)
- モデレーター:菊田樹子(インディペンデント・キュレーター)
- 入場料:300円(1ドリンク付き)
復興ライブ
- 日時:10月22日(土)18:00~
- 会場:ふれあいエスプ塩竈 空中庭園
- 内容:ATSUSHI(Dragon Ash)/早瀬直久(ベベチオ)
わたなべだいすけ(D.W.ニコルズ)

植田正治「雲のうつくしい日に。」展
- 日本を代表する写真家・植田正治(1913年~2000年)の個展。出生地である鳥取県境港市を拠点に70年近く写真活動を行い、その作品は欧米でも高い評価を得ている。故郷、家族への愛情浴れる作品ながら、前衛的、実験的な表現に常にチャレンジし続けた植田氏の代表作を含めた十数点を展示。
- 日時:10月12日(水)~23日(日) 10:00~18:00
- 場所:ふれあいエスプ塩竃ギャラリー
三好耕三「SAKURA 櫻覧」展
- 三好耕三が10余年をかけてとらえた東北の櫻。大型カメラで撮影されたモノクロームの作品には、東北の普遍的な美が封じ込められている。
- 日時:10月12日(水)~23日(日)
- 場所:亀井邸
馬場龍一郎「ひとにふれていたい 2011」展
- 一貫してポートレートを撮り続けている若手写真家・馬場龍一郎の個展。2011年3月から、塩竃、福島、岩手で撮影されたポートレートを展示。 ※写真家によるギャラリートーク10月12日(水)17:30~18:30
- 日時:10月12日(水)~23日(日)
- 場所:ビルドスペース
「Viewing -写真家とポートフォリオ-」展
- 塩竈フォトフェスティバル2009写真賞大賞を受賞した天野裕氏と、これまでの写真賞受賞者・明石瞳、五十嵐一晴、阪本勇、中矢昌行、夢一平が、新しいポートフォリオを持ち寄り市内各所で発表。
- 日時:10月23日(日) 11:00~17:00
- 場所:熊久商店、ひらま写真館、ナインマイルズ、スナック ステラ、cafe&darts Niche(ニッチ)、ホテルグランドパレス塩竈(ラウンジ周辺)
「Click For Hope -1枚の写真がつなぐ希望-」展/塩竈会場
- 三脚やカメラ機材のトップブランドの輸入商社であるマンフロット社が行った東日本人震災被災地復興支援フォトコンテスト「Chck For Hope-1枚の写真がつなぐ希望-」で選ばれた50名の作品展。
- 日時:10月12日(水)~23日(日)
- 場所:ふれあいエスプ塩竈2Fホール
「logue 311 東日本大震災塩竃の記録」
- 震災から半年。塩竃は復旧も早く、大分震災前の環境に近づきつつある中、半年経つた今だからこそ「写真」を通して当時の記録と向き合い、復旧していく町並みへ希望を感じ、復興への足掛かりにする。塩竃にお住まいの方々が撮影した記録写真をご提供していただいた写真を市区毎に分け、部屋全体で塩竃の記録を見ることができる展示とする。開催期間中の持ち寄りもOK。
- 日時:10月12日(水)~23日(日)10:00~18:00
- 場所:ふれあいエスプ塩寵ミーティングルーム

連動企画「デザインガーデン」
- Tシャツ、ポストカードなど、塩竃フォトフェスティパルのグッズが購入できます。(9月20日より)
- http://designgarden.jp/gamaphoto/
ミーカフェ 猫のミーちゃんをテーマにした期間限定カフェ。
- 日時:10月12日(水)~23日(日) 11:00~21:00
- 場所:café&darts Niche(ニッチ)
- 問い合わせ:022-365-1321
同時開催「一箱本送り隊 塩竈ブックエイド」
- 日にち:10月22日(土):ふれあいエスプ塩竃
- 日にち:10月23日(日):公民館本町分室
- イベント詳細:古本市、ワークショップ、映画上映など。http://honokuri.exblog.jp/
より大きな地図で 塩竈フォトフェス2011 会場へのアクセス を表示
ふれあいエスプ塩竈
- ・ポートフォリオレヴュー
- ・公開レヴュー/写真賞受賞式
- ・植田正治「雲のうつくしい日に。」展
- ・「Click For Hope 1枚の写真がつなぐ希望」
- ・「写真の力、アルバムの力」
- ・「logue 311 東日本大震災 塩竈の記録」
- ・「セルフフォトコラージュ」をつくろう!
- ・一箱本送り隊 塩竈ブックエイド
10月22日 - ふれあいエスプ塩竈のサイト
尚光堂
- ・PIPPOモノクロ写真ワークショップ
(2日目集合場所) - ・ヨシ子さんのアナログプリント体験スペース
(会場) - ・「これからの広告写真」
- http://www.shokodo.info/
ビルドフルーガス
- ・馬場龍一郎「ひとにふれていたい 2011」展
- http://www.birdoflugas.com/
亀井邸
- ・三好耕三「SAKURA 櫻覧」展
- http://kameitei.da-te.jp/
塩竃神社
- ・PIPPOモノクロ写真ワークショップ(1日目)
- http://www.shiogamajinja.jp/
ひらま写真館
- ・「ヴューイング -写真家とポートフォリオ-」展
ナインマイルズ
- ・「ヴューイング -写真家とポートフォリオ-」展
café&darts Niche(ニッチ)
- ・「ヴューイング -写真家とポートフォリオ-」展
- ・ミーカフェ
ホテルグランドパレス塩釜(ラウンジ周辺)
- ・「ヴューイング -写真家とポートフォリオ-」展
熊久商店
- ・「ヴューイング -写真家とポートフォリオ-」展
公民館本町分室
- ・一箱本送り隊 塩竈ブックエイド
10月23日

交通
東京より約2時間
(東京駅→仙台駅 東北新幹線はやて1時間41分、仙台駅より塩釜駅 東北本線16分)
みなとまち
塩竈市は宮城県のほぼ中央、仙台市と日本三景で知られる松島との中間に位置する。現在の人口は、58,151人(推計人口、2007年11月)。 古くから、「奥州一の宮鹽竈神社」の門前町として、また、みなとまちとして栄えてきた。 はじめは陸奥の国府多賀城への荷揚げ港として、藩政時代には伊達藩の港として、明治以降は国内有数の港湾都市として、また、近代になってからは近海・遠洋漁業の基地としても発展してきた。
マグロと寿司
「日本有数の生鮮マグロの水揚げ港」に代表されるように、新鮮な魚介類が豊富にあり港町独特の食文化がつくられている。
かまぼこなど練り製品の生産量は日本一を誇る。また、1k㎡当たりのすし店の数も日本一。
みなとまちで暮らす地元の人々の海の幸へのこだわりに育まれ、それぞれのすし屋が特長を持ち、新鮮さと美味しさを競い合っています
日本酒
塩竈神社の御神酒として各蔵元の杜氏が腕を競った歴史もあり、塩竈には浦霞や於茂多加男山など銘酒の蔵元がある。
参考Webサイト
- 文化の港 シオーモ
- http://shiomo.jp
- 塩竈フォトフェスティバル実行委員会
- Tel.03-5721-6808 Fax.03-5721-6809
- e-mail eurotoday@nifty.com
- European Eyes on Japan内/担当:菊田
- 【主催】塩竃フォトフェスティバル実行委員会
- 【共催】塩竃市、塩寵市教育委員会
- 【特別協賛】タワーレコード株式会社、株式会社ニコンイメージングジャパン、富士フィルム株式会社、マンフロット株式会社、株式会社ルーカス
- 【協力】Soda dedgn、Tycoon Graphcs、デザインコガーデン、ビルド・フルーガス、PIPPo、フォト・ギャラリーロインターナショナル、ホテルグランドパレス塩釜、スマイルホテル塩釜
- 【入場料】500円(市民は無料)
- (財)地域社会振興財団交付事業この事業は、長寿社会づくリソフト事業として実施されます。